私達は幻の中で生きているのです。
子供の頃からずっと思って来た。
誰か、自分たちよりも大きなモノが自分たちを観察するような目で見ていることを。
例えば、試験管の中にいるミジンコをわたしたちが見ているように。
ゲームのシムシティのように、住人たちが何かを欲しがると与えてやるような。
人間が宇宙の深淵を見たいと願ってるから宇宙派広がっていく。
とか言う言葉をどこかで見た。
ならばだと思った。
元より人は見たいものを見て、聞きたいように聞く。
善にも悪にも。
だから生まれてから死ぬまでの与えられた時間をなるべく楽しく生きることが大切なんだと、子供ながらに考えていたら。
なんで冷めた子供だろう。
なんに付けそんな子供時代だったし、今でも確信している。
生きていくために必要な分だけあればいい。
そんなに欲深くしてもたかが100年の命。
笑って生きていければいい。
そんな、無欲に近い気持ちで居たのに、なぜか病気の問屋になる運命を生きている。
これも何かの、なんだろう?
ま、そんなことはどうでもいい。
今回はこんな役回りなんだろう。
多分自分の人生に登場する人たちは決まってて、それが、配役を変えて巡り巡っていく気がする。
昨日ぶつかりそうになった人も、今度は家族になる人かもしれない。
そんな感じ。
ゲームを始めて、魔道士と、勇者と…って決めてる程度の。
だから当たり障りなく、相手にも自分にも気持ちの良い日々を過ごせれば何も問題はない。
怒っても一日、泣いても一日、笑っても一日。
だったら笑おうか。
そのほうが気分がいい。
ほんとは誰かの助けになったり、希望になったりしたらいいんだろうけど、私では荷が重い。
だから、飄々と、居なくなってもそんなに気づかれない程度に存在したいとただただ願ったりする。
最近adoが発表した
これの歌詞って彼女の本音らしいね。
他人は勝手に期待して、あなたは変わったからさようならなんて言っちゃうんだよね。
馬鹿みたい。
嫌いだったら見なきゃいいのに、ここが嫌いですから直してくださいなんて言うのかな?
いや、あんたに養ってもらってるわけでもなし。
他人の人生に深く関わりすぎるのもどうかと思うよね。
どんな立派な人間なんだか。
有名税とか言う人いるけど、かなり文句の言えない人に対する言葉は凶器よ。
まぁ、なんやかんやあるけど、なんとか折り合いつけて生きましょうや。